いつかはクラウン
230系クラウンついにお披露目となりましたね。
クラウンというとトヨタのフラッグシップの高級車であり駆動方式はFRそして日本の道路事情を鑑みて全幅1800mmを維持しているというのがぱっと思いつくイメージ。
お金があれば誰しも一度は乗ってみたいと思うであろう車種筆頭の1台ではなかろうか。
高級路線はレクサスがあるとはいえ、世代の違うアラフォーの自分にとっても馴染み深い「いつかはクラウン」というフレーズもあり、多くの車好きにとってのクラウンはまた別格の存在となっている車であろう。
実際レクサスより安いといえど普通に高いし、220系は若者向けへシフトしたわけだけど若者に買えないレベルで高いからね。
20代で一括購入するとして、給料水準の高い都会で働いていて実家住まいで車の維持費も必要なく、給料のほとんどを5年ほど貯金すれば購入できるレベル。
30代から40代となると勤続して昇給していたとしても結婚育児でお金が必要なので貯金も難しいだろうし、よほどの高級取り以外は独身にしか買えないレベル。
50代から60代となるとようやく購入が現実的になってくる。
とまあ一般的な感覚でいうとそんな感じで個人ではたやすくは購入できないイメージ。
若くてもローンで買えはするだろうけど、背伸びして購入すると満足感は得られどきついと思う。
というわけで庶民としてはお金持ちや法人が下取りに出す中古車がねらい目になるわけで、210系アスリートをわたくしめも中古で購入させていただきました。(220系はまだ高いから諦めた)
やはり高級車というイメージが定着しているため所有欲はかなり満たされますね。
ISとGSとも迷ったんだけど維持費も考えてクラウンに。
220系も値下がりするだろうなあ。
230系の話に戻すけど、一言も言ってないのにクラウンなくなるだセダンなくすだSUV化だFF化だといういろんな噂が一人歩きしていたことは豊田社長も突っ込んでいてちょっと笑ったw
それにしても4車種も投入するとは思わなかったね。
クロスオーバー、スポーツ、セダン、エステート。
クラウンというといつのまにかユーザーが作り上げたイメージが固定観念として定着してしまっているけど、社長が言うにはクラウンというのはその時点でできる革新的で最高な車というのがそもそものコンセプトらしかった。
多様化とかいう誰かに踊らされているかのような言葉は好きではないが、この先クラウンが生き残る道としてトヨタがこのような決断したのであればクラウン好きの1ユーザーとして応援したいと思う。(新車ではまず買えないですすいません)
事故った時とかはセダンが安全そうだけど、使い勝手を考えるとどうしてもミニバンやSUVが使いやすいからなあ。
所持してみてわかったけどスっと乗り込めるミニバンやSUVや軽ハイトワゴンと比べるとセダンタイプは乗り降りしづらく、マークXのように後席シートアレンジもできないため大きい荷物も運べない。
ただそれを補ってもあまりあるほど所有欲を満たしてくれる。まあ所有欲は好きな車ならどの車種でも満たしてはくれるけどもw
個人的にはクラウンはとにかくレクサスとは違うトヨタなりの高級路線を維持してほしかったというのが正直なところだけど商売だしね。
ともあれ日本が誇る名車中の名車であるクラウンが世界中で評価されることを願う。