魔都紅色幽撃隊
FFと全く関係ないオフゲの話
若干のネタバレ注意。
二十歳くらいのときに友人に面白いよとPSソフトを貸してもらってプレイしたらかなりハマってしまったゲーム、東京魔人学園。
何かイラストが一昔前の少女漫画的な感じで、何じゃこりゃというのが第一印象だったが、プレイすると一気に引き込まれてしまった。
幕末?時代の続編もプレイした。
魔人に続く新作である九龍妖魔學園紀もプレイ済みでこれもハマった。
何というかこの今井監督のゲームはどれを取っても同じ感じ(ドラクエみたいな)がする。
ドラクエは9と10は知らないが、1〜8(123は携帯アプリで。8は途中でPS2壊れて未クリア)どれをプレイしてもドラクエ感があった。それと同じ感じ。
今回の新作もプレイしてみると、ああこれこれという感じがした。
特に1話ごとのエンディングへ入るときのセリフの遅らせ方と歌の入りとかもそうだが、テキストや音楽も独特なものが感じられるのが特徴。
もうひとつの特徴として、有名声優を起用しないという点がある。
(有名だったらすいません)
何というか棒読み、じゃないか。声優ですよ。みたいな声のキャラがあんまりいない気がする。(一部は有名声優ではあるが)
というのもフルボイスではないのでそう感じるのかもしれない。
かけ声とか短いセリフばかりだし。とはいえどのキャラもいい味を出していると思う。
(声優さんには悪いが、龍蔵院という坂本竜馬みたいな土佐弁を使うキャラのエセ土佐弁感が・・でも真似してしまう)
アスカの物まねをする人がヒロイン役をしている。(調べたら吉本の芸人さんらしい)
さらに調べると過去作品で出演されている声優さんが今作にも出演されていた。
京一がオタク役で出演している模様。
と声優オタクぶりはこの辺にしとこう。
知っている方はお馴染みだが、自分の名前でプレイ出来て、あだ名とかも決められる。好感度が上がると呼び名も変化していく。
当然今回も自分の名前でプレイ(何歳になろうとドラクエも自分の名前派です)
最初は戦闘が少し難しい気もしたが、慣れるとそうでもない。
ただ、忍者の骨董屋もなく武器防具系でいいのがほとんど出ないので終盤はアビでドーピングしまくらないと敵を倒しにくかった。
主人公のステ振りは筋力増強しまくりの近接武器アタッカー。当たればデカイのでうまいことクリティカルの位置取りが出来て大きなダメージを確認が出ると楽しい。
ちょっとずつ進めて本日無事クリア。
愛+触を連打したセクハラ主人公なのにヒロインに告白されるという。
エンディングがコレだけ?みたいな感じでアッサリしすぎだった。
クリアしたら続きあるのかな?と思ったが特に何も裏話的なやつも出ない模様。
話が短すぎてボリューム不足な感じで、謎な部分も残ってたりするんだが・・。
主人公のルーツ的(魔人でいえば黄龍の器)な話とかが出てきたり、仲間の話の掘り下げとかがほしかった。
とりあえず引き継ぎで2週目を少しプレイしているが、今回は捻くれ+変態プレイに徹してとにかく否定的な感情+味を選んでいる。
ヒロインの腕を舐めるわ、壁を舐めるわ、老人を舐めるわ、墓を舐めるわ、男にキスするわ、物や人に噛み付くわと完全にイってしまっている主人公の反応へのテキストがシュールで笑いを誘う。
友人キャラには「何でも舐めて確認するクセはやめたほうがいいぞ」とか言われる始末。
1週目では基本的に友好的な選択肢を選んでいたのでヤクザとオカマ以外は普通に仲間になったが、2週目は中盤までで誰一人として仲間にならないという(笑)
1回クリアしてみて不満点もいろいろありはしたが、個人的には楽しめた。
DLコンテンツで話数追加とか来ないかな。